クラウドサービスの種類についてわかりやすく解説【初心者向け】

こんにちは、みるまの（@_mirumano_）です。

現在IT化が進み、
クラウドサービスを利用している企業は60%以上となっています。

今後2025年の壁に向けて、
政府としてもさらにDX化を進めていく中で、
クラウドサービスの利用もどんどん増えていくことが予想されます。

この記事では、クラウドサービスには
どんな種類があるのかについて、解説していきたいと思います。

この記事の内容

◆そもそもクラウドサービスとは？
◆4種類のクラウドサービスについて
　①IaaS　②PaaS　③SaaS　④DaaS

そもそもクラウドサービスとは？
クラウドサービスは4種類！！
まとめ：クラウドサービスは4種類

そもそもクラウドサービスとは？

クラウドサービスに関して解説する前に、
そもそもクラウドサービスはどういったものかを解説しておきます。

クラウドサービスとは名前の通り、クラウドを提供するサービスのことです。

では、クラウドとは何か？

クラウドとはクラウドコンピューティングを略して使っている言葉で、
サーバー・ソフトウェア・データベースなどのITリソースを
インターネット経由で提供することを表しています。

クラウドという言葉を聞くと、
わかったようでわからないと感じている方もいるかもしませんが、
その原因は、上記で説明したように
そもそもクラウドという言葉が表す範囲が大きく抽象的だからです。

しかし、クラウドサービスの種類をそれぞれ理解すれば
少しはクラウドについてわかっていただけるのではないかと思います。

クラウドサービスは4種類！！

クラウドサービスを理解するには、4種類を理解すれば、OKです。

①IaaS（イアース）
②PaaS（パース）
③SaaS（サース）
④DaaS（ダース）

詳細についてはそれぞれ見ていくのですが、
この4種類のクラウドサービスはオンプレミスでおこな分ければならない、
WEB開発の工程を提供してくれるサービスです。

それでは実際に、
この4つがどのようなサービスなのかを解説していきたいと思います。

クラウドサービスの種類①IaaS

クラウドのサービスの種類の一つ目が
IssS（Infrastructure as a Service）です。
読み方は「イアース」です。

イアースは名前の通りシステム開発基盤に置ける
インフラを提供するサービスです。

システム開発のインフラとは、以下4つです。

①ネットワーク
②ストレージ
③サーバー
④仮想化

ちなみに仮想化とは、①〜③のそれぞれのインフラに対して、
行う処理で、物理的リソースをよりスペックの高いものに作り変える
技術と考えるとわかりやすいでしょう。

クラウドサービスの種類②PaaS

クラウドサービスの二種類目が
PaaS（Platform as a Service）で、「パース」と読みます。

IaaSはインフラだったのに対して、
PaaSはプラットフォームになります。

システム開発の構造のイメージとしては、
インフラの上にプラットフォームがあり、
PaaSはインフラを含むプラットフォームまでを網羅する、
サービスになります。

具体的には先ほど紹介した、
①〜④のインフラに加えて以下3つのプラットフォームを提供します。

⑤OS
⑥ミドルウェア
⑦ランタイム

クラウドサービスの種類③SaaS

クラウドサービスの3種類目はSaaSです。
SaaS（Software as a service）はサースと読みます。

これまでに紹介した2種類のサービス（インフラ・プラットフォーム）
に加えて、SaaShaソフトウェアもインターネット経由で
利用することができます。

具体的には以下２点です。

⑧データ
⑨アプリケーション

利用者はすでにソフトウェアまで開発されたサービスを利用することになるので、
開発費や管理コストを削減することが可能になります。

クラウドサービスの種類④DaaS

クラウドサービスの４種類目がDaaS（Desktop as a service）
「ダース」と読みます。

DaaSは上で紹介した3種類とは少し別物であり、
オンプレミスで行うことができる仮想デスクトップ化の方式である
VDIをクラウド上で行うことができるサービスです。

DaaSにも様々な種類があるのですが、
IaaSやPaaS、SaaSをどこまで利用するのかを選択し、
ベストな環境でサービスを受けることが可能です。

まとめ：クラウドサービスは4種類

いかがだったでしょうか？
最後に簡単にまとめておきたいと思います。

◆そもそもクラウドサービスとは？
　→クラウドコンピューティングを提供するサービス

◆4種類のクラウドサービス
　①IaaS→WEB開発のインフラ構築までを提供するサービス
　②PaaS→WEB開発のプラットフォーム構築までを提供するサービス
　③SaaS→WEB開発のソフトウェア構築までを提供するサービス
　④DaaS→仮想デスクトップ環境を構築するサービス

以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。