オンプレミスとは？クラウドとは？をわかりやすく解説【初心者向け】

こんにちは、みるまの（@_mirumano_）です。


ITシステムを構築するプラットフォームには、
大きく若手2種類あり、その一つが「オンプレミス」
そしてもう一つが「クラウド」になります。
※プラットフォームというのは、IT環境の基盤のことです。

このオンプレミスとクラウドがどういうものなのか、
それぞれの違いはどういったところにあるのかを
わかりやすく解説していきたいと思います。

オンプレミスとは？

オンプレミス（on premise）とは直訳すると
「構内」とか「建物」という意味になります。


オンプレミスはサーバーやソフトウェアなどのプラットフォームを
使用者が設置、保有し、管理や運用を行う方式を指します。

少しイメージがつきにくいかもしれませんが、
従来の企業の多くは、自社内に上の画像のようなサーバー室があって、
情報システムを自社で統括していました。


しかし、現在はこのオンプレミスの方式から変わって、
クラウド使用している企業が主流となっています。

サーバーとは？ドメインとは？【わかりそうでわからないを解決】

こんにちは、みるまの（@_mirumano_）です。ITに詳しい人であれば、簡単にわかるであろうサーバーとドメインという単語。言葉は聞いたことがあるし、なんとなくわかっているだけで、説明することはできないという方も多いのではないでしょうか...

mirumanoblog.com

2020.12.27

クラウドとは？

クラウドとはオンプレミスに対して、
IT環境のプラットフォームをクラウドベンダーという
外部事業者に委託して運用する方式のことを示します。


クラウドベンダーはインターネットを通じて、
企業にプラットフォームを提供する形になります。


ちなみにクラウドというのは雲（cloud）という意味で、
なんとなく形がないもののように思えるかもしれませんが、
実際のところは、クラウドベンダーはサーバー室などを保有しています。


しかし、企業はプラットフォームを提供する際に、
サーバー室を管理する必要がないため、
（クラウドの物理的な住所などは確認することもなく）
クラウドというような名前がついているのでしょう。

オンプレミス・クラウドのメリット・デメリット比較

情報システムのプラットフォームを自社統括するオンプレミスと、
外部に委託するクラウドのそれぞれのメリットデメリットについて
解説していきたいと思います。

オンプレミスのメリットはカスタマイズ性

オンプレミスのメリット・デメリットは以下のようなものです。

＜メリット＞
・カスタマイズ性の高さ
・運用期間によって、クラウドより安くなる場合がある（ランニングコスト）

＜デメリット＞
・運用管理に工数がかかる
・新技術の導入やリソース追加のたびに環境構築をしなければならない

クラウドのメリットは工数＆コスト

続いてクラウドのメリット・デメリットです。
基本出来にはオンプレミスと逆と考えてもらって問題ないです。

＜メリット＞
・初期費用が安い
・管理にコスト、工数がかからない
・拡張性が高い

＜デメリット＞
・カスタマイズ性が低い
・社内システムとの相性が合わない場合がある
・クラウド側に問題があった際に、自社での解決ができない

オンプレミスからクラウドへの移行

現在はオンプレミス運用しているけれど、
クラウドを利用したいという方もいらっしゃると思います。


基本的にはクラウドでの運用を行った方が、
管理コストが下がり、余ったリソースを別のところに、
配分できるため、オススメです。


しかし、オンプレミスからクラウド移行する際には、
いくつか注意しなければならないことがあります。

オンプレミスからクラウドへ移行する際の注意点

まず１点目は、クラウドのデメリットでも挙げたのですが
既存の社内システムとクラウドがうまく連携できるのかを
確認する必要があります。


セキュリティ要件などについても、社内の基幹システムとマッチしなければ、
クラウド移行によりプラットフォーム運用がうまくいかなくなりますので、
事前に現状の洗い出しを行いましょう。


２点目は費用面です。
クラウドサービスを導入すると、月額での支払いを行うことになります。
ランニングコストを考えると、オンプレミスの方が安くなる場合もありますので、
管理工数等も加味した上で、どちらが安いのかというのは算出しておきましょう。

まとめ：オンプレミスとは？クラウドとは？

いかがだったでしょうか？
最後に簡単にまとめておきたいと思います。

以上になります。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。