メモリとCPUの違いと特徴について解説【初心者向け】

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。


パソコンやスマホのスペックを表す際に
よく登場するのが「メモリ」と「CPU」というです。


なんとなくどういったものかはわかっているけど、
詳しくは理解できていないという方が多いのではないでしょうか?



この記事では、メモリとCPUの違いと特徴について、
詳しく解説していきたいと思います。

メモリとは?


メモリとは、処理が必要なデータを
実際に処理する「場所」のことを示します。



よくメモリは「作業机」という例えを使って表されますが、
処理が必要なデータを取り出してきて、
書き換えや更新の作業を行い、それを一時的に記憶させておく機能を持っています。


しかし、メモリ(作業机)では様々なデータを処理するため、
全てを記憶することには限界があります。



そのため、一度処理が終わったデータは、
ストレージという記憶装置にデータを格納することで、
長期的にデータを保存するような仕組みになっています。


一時的な記憶は記憶はメモリ、
長期的な記憶はストレージがすると覚えておきましょう。


ちなみにキャッシュメモリという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
これもメモリの一種になりますので、
気になる方は下の記事を読んでみてください。

メモリの役割の例

たくさんの種類のアプリを立ち上げたまま操作をしていると、
どんどんスマホのレスポンスが遅くなったという経験はないでしょうか?


これは後ほど紹介するCPUが原因である可能性も高いのですが、
メモリも原因の一種になっています。


要は処理しなければならないアプリがたくさんありすぎて、
メモリ(作業机)がごちゃごちゃになっているのです。


しかし作業机が大きくなった場合をイメージしてみてください。
狭かった時よりもたくさんのデータをスムーズに確認し、処理できますよね。


この作業机の大きさがメモリのスペックになります。


メモリが大きければよりたくさんの命令や情報更新を
同時にできるようになります。


メモリが何かを処理するわけではありませんが、
「場所」を提供するといった役割を持っているということを
覚えておきましょう。

CPUとは?


CPUとはコンピュータにおける中央処理装置、中央演算処理装置のことです。


名前通りパソコンやスマホの中であらゆる処理の中心を担う役割を持っています。


先ほどメモリは作業机だという例を出しましたが、
CPUは作業机で作業をする「人」の役割を果たします。



要は、
コンピュターに必要なデータの処理を行なっているのが、CPUです。


メモリ(作業机)のスペックが小さければ、
机の上がごちゃごちゃして、処理が遅くなるといいましたが、
CPUのスペックも処理速度に大きく関係してきます。


同じ机を使っても東大生とFラン大学生では、
解ける問題が違うのと同じことです。


また、先ほど紹介したのですが、逆も然りです。


CPUの機能が高くても、メモリが小さいが故に、
問題速度が落ちることもあります。

ちなみにストレージとは?

ここまで、CPUとメモリについて紹介してきましたが、
もう一つごちゃごちゃになるのが、ストレージという言葉です。


この記事では、簡単にしか解説しませんが、ストレージとは
「データの保管倉庫」です。


メモリでCPUによって処理されたデータが
ストレージで長期的に保存されると思って頂ければ、問題なしです

メモリとCPUはどっちが大事?


ここまでメモリとCPUの概要について説明しました。
内容を簡単にまとめておきます。

メモリ:データを処理する「場所」。作業机の役割
CPU:データを処理する「人」の役割

ここまできてよく疑問に上がるのが、
パソコンやスマホを買う際にどちらを優先すればいいのという問題です。

結論:基本的にはメモリを優先


意外かもしれませんが、
メモリを優先する方がオススメです。



作業机の小さい東大生よりも
作業机の広いFラン大学生の方がいいということです。


というのもCPUのスペックというのは、
高いものも低いものもそれほど大きな差が出ません。



一方で、メモリというのは、スペックを少し変えるだけで、
処理能力に大きな変化点を生み出すことができます。


そういった意味でいうと、メモリのスペックを優先するのが良いでしょう。
しかしこれは一般人が使うレベルでのパソコンやスマホの場合の話です。



もし、一般用ではなく、別の用途で使用するならば、
その使用用途に合わせた、スペックを搭載するようにしましょう。

まとめ:メモリ・CPUとは?


いかがだったでしょうか?
最後に簡単にまとめておきたいと思います。

◆メモリとは?
→データを処理する「場所」。作業机に例えられる
◆CPUとは?
→データを処理する「人」。中央演算処理装置
※ちなみにストレージはデータを保管する「倉庫」
◆メモリとCPUはどっちが大事?
→一般的な用途であれば、メモリを優先した方が処理速度を早くできる。

以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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