パブリッククラウドとプライベートクラウドについて解説

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。


クラウドサービスとはクラウドコンピューティングサービスを略した言葉で、
インターネット通じてITリソースを提供するサービスのことを示します。


身近な例としては、GmailなどのWEBメールです。
あなたはGmailを初めて使用する際、
インストールなどの端末へのインストール等の手順を行わずに、
ユーザー名やパスワードを登録するだけで使えたと思います。


また、様々な企業がビジネスを行う際、クラウドサービスを使用しています。


身の回りに溢れているクラウドですが、
クラウドもその形態によって種類が分かれています。


この記事では、パブリッククラウドとプライベートクラウドについて、
わかりやすく解説していきたいと思います。

この記事の内容

◆パブリッククラウドとは?
◆プライベートクラウドとは?
→企業を対象としており専用のクラウドを構築することができる。
◆プライベートクラウドの種類について
 ①ホステッド型プライベートクラウド
 ②オンプレミス型プラベートクラウド
◆ハイブリッドクラウドとは?

パブリッククラウドとは?


パブリッククラウドとは、企業や個人を問わずオープンな環境で、
提供されるクラウドのことです。


先ほど紹介したGmailやYouTubeなどもパブリッククラウドを
介して提供されるクラウドサービスです。


名前の通り一般利用者を対象とした、公共的なサービスであり、
サーバーや回線などをユーザ全体で利用しているという特徴があります。



Gmailを使っている方であれば、わかるかもしれませんが、
パブリッククラウドを使用してもサーバーを購入したり、
管理にコストをかけたりする必要はありません。

プライベートクラウドとは?


一方でプライベートクラウドは企業を対象とした、
クラウドサービスで、企業専用のクラウドを構築することができます。


パブリッククラウドに比べて、
公共サービスではないので、環境のカスタマイズができたり、
社内にマッチするかセキュリティの構築ができたりします。



このプライベートクラウドは、
クラウドをどこで所有するかによって、
2種類に分けることができます。

①ホステッド型プライベートクラウド


ホステッド型プライベートクラウドは、
パブリッククラウドの内部に
特定の企業専用のために振り分けられた、プライベートクラウドです。


公園の中の1つのグラウンドを買い取って、
購入者専用のグラウンドにするようなイメージです。


ホステッド型クラウドはパブリッククラウドと同様に
サーバーの管理などをクラウドベンダーに任せつつ、
自社としてのクラウドシステムを持つことができます。



公園のなかにグラウンドを購入するため
パブリッククラウドではできなかった、
システム構築のカスタマイズ性が高まるというメリットがあります。

②オンプレミス型プライベートクラウド


オンプレミス型プライベートクラウドとは、
自社内部にあるグラウンドを使用して、
クラウドサービスを供給してもらう形態です。


つまり、サーバーや回線などのハードウェア資産については、
自社のもの利用し、クラウド環境の利用については、
クラウドベンダーに任せる方法です。


オンプレミス型プライベートクラウドの物理的な設備費や運用費
そしてクラウドサービスの利用費がかかるため
最もコストのかかる形態です。


しかし、オンプレミス型プライベートクラウドでは
セキュリティ設定やシステムのカスタマイズ性が最も高く、
また障害対応についても自社で行うことができるため、
他と比べて、迅速に対応することができます。

ハイブリッドクラウドクラウドとは?


パブリッククラウドとプライベートクラウドの両方を
利用できるのが、ハイブリッドクラウドです。


自社のITリソースのうち、カスタマイズ性が必要なものについては、
プライベートクラウド、カスタマイズ性高くなくていいものについては、
パブリッククラウドを使用することができます。


これまで自社内でオンプレミスで運用を行っていたけど、
今後クラウドに移行したいという企業にとって、
オススメのクラウドサービスです。
※ちなみにオンプレミスとオンプレミス型クラウドサービスは同じものではありません。
 オンプレミス単体での意味については、以下記事をご確認ください。

まとめ:パブリッククラウド・プライベートクラウドとは?


いかがだったでしょうか?
最後に簡単にまとめておきたいと思います。

パブリッククラウドとは?
→企業や個人を問わずオープンな環境で、提供されるクラウドのことです。

プライベートクラウドとは?
→企業を対象としており専用のクラウドを構築することができる。

プライベートクラウドの種類
①ホステッド型プライベートクラウド
→パブリッククラウド内に企業専用のクラウドを設ける形態
②オンプレミス型プラベートクラウド
→自社内の設備を利用しながら、クラウドを設ける形態

ハイブリッドクラウドとは?
→パブリックとプライベートを両方使用するクラウド形態
→オンプレミスからクラウドに移行する際に便利


以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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