こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
文系人間がIT人材になるための情報を発信しています。
OSとアプリケーションの橋渡しを行なっているミドルウェアですが、
実際にどんな種類があって、どんな役割を担っているのかを
イメージできていない方も多いはずです。
この記事では、ミドルウェアの種類分けと
それぞれがどんな担っているのかについて、
解説していきたいと思います。
この記事の内容
◆そもそもミドルウェアとは?
→OSとアプリケーションの橋渡しを行う
◆ミドルウェアの種類
①WEBサーバー
②APサーバー
③DBサーバー
そもそもミドルウェアとは?
まずは、ミドルウェアがどういうものかをざっくり解説しておきます。
ミドルウェアはソフトウェアの一部であり、
階層でいうと、OSとアプリケーションの間に位置します。
OSというのは、ソフトの中で最も基盤的な部分、
ハードとの連携などを行なっているのに対して、
アプリケーションは、目的に合わせた特定の働きを持っています。
OSとアプリケーションの両方をうまく働かせるには、
仲介が必要になるのですが、それを行なっているのが、
ミドルウェアになります。
ミドルウェアの種類一覧
ミドルウェアは3種類で構成されており、
それぞれが違う働きを持っています。
・WEB(ウェブ)サーバー
・AP(アプリケーション)サーバー
・DB(データベース)管理サーバー
ここで、ややこしいのが、ミドルウェアの種類なのに、
3種類ともサーバーという名前がついていることです。
そもそもサーバーの構成というのは
①ハードウェア ②OS ③ミドルウェア ④アプリケーション
の4つからできています。
そのため、ハードもアプリケーションもサーバーの一部であり、
サーバーの一部として働きます。
この記事で紹介するミドルウェアについても
サーバーに含まれる1部分であるため
サーバーという名前がついています。
ミドルウェアの種類①WEB(ウェブ)サーバー
ミドルウェアを構成する種類の一つであるWEBサーバーは
静的コンテンツを提供する役割を持っています。
例えば、ミドルウェアの種類について知りたいときには、
「ミドルウェア 種類」で検索を行います。
それにより、該当するWEBサイトがずらっと並び、
自分が閲覧したい、WEBサイトをクリックして訪問します。
このとき、あなたがリクエストしたページに対して、
WEBページを送信してくれるのが、WEBサーバーです。
ちなみに静的コンテンツというのは、
誰が見ても同じ内容が同じサイトのことであり、
動的コンテンツというのは、閲覧者・閲覧時間によって内容が変わる
コンテンツを示しています。
例えばあるサイトに自分のユーザ名・パスワードを入力してログインしたら、
自分専用の画面にとぶと思います。
この自分専用の画面は他の人とは違う情報を提供してくれますので、
動的コンテンツになります。
ミドルウェアの種類②AP(アプリケーション)サーバー
ミドルウェアの2種類目がAP(アプリケーションサーバー)です。
アプリケーションサーバーはWEBサーバーのリクエストに応じて、
アプリケーションを実行して、動的コンテンツを生成する役割を持っています。
WEBサーバーは静的コンテンツを持ってくることしかできません。
しかし、ユーザーが動的コンテンツを要求した際には、
アプリケーションサーバーにお願いをして、
動的コンテンツをその場で作成してもらいます。
そして作成した動的コンテンツをWEBサーバーに渡すことで、
ユーザーに提供される仕組みになっています。
ミドルウェアの種類③DB(データベース)管理サーバー
3種類目はデータベース管理サーバーです。
DBサーバーはAPサーバーだけでは、
ユーザーの要求に対応できないときに、使用されます。
例えば、ウェブショッピングの際に、
価格条件や、人気ランキングなどで絞り込んだことはないでしょうか?
こういった処理をするさには、
それぞれの条件に当てはまる商品を
APサーバーがDBサーバーに要求しているのです。
この際DBサーバーはデータベースにデータを取りに行き、
対象となるデータを引き出す役割を行なっています。
まとめ:ミドルウェアの種類と役割
いかがだったでしょうか?
最後に簡単にまとめておきたいと思います。
◆そもそもミドルウェアとは?
→OSとアプリケーションの橋渡しを行う
◆ミドルウェアの種類
①WEBサーバー
→ユーザーの要求に対して、対応するWEBページを提供する
②APサーバー
→ユーザの要求に対して、必要なアプリケーションを実行させる
③DBサーバー
→ユーザーの要求に対して必要な情報をデータベースから引き出す
以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント
[…] […]
[…] […]