主記憶装置と補助記憶装置について解説【文系でもわかる!!】

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
文系出身者がIT人材になるための知識を紹介しています。


コンピュータの5台装置である記憶



ITの知識は全くないけど、IT人材として活躍したい!!
と考えている方の助けになればと思います。

この記事の内容

◆そもそも記憶装置とは?
◆主記憶装置と補助記憶装置違いは?特徴と役割について
◆主記憶装置と補助記憶装置を分ける理由について

そもそも記憶装置とは?


主記憶装置と補助記憶装置について、解説する前に
まずは記憶装置とは何なのかということを
ざっくり解説しておきたいと思います。


記憶装置とは「コンピュータの5大装置」の一つであり、
名前が示す通り、記憶に関わる部分で重要な働きをしています。


要は記憶装置というのは「データの保管庫」のことです。


主記憶装置も補助記憶装置の基本的には「データの保管庫」
であることに変わりはありません。


ただし、それぞれが特徴を持っており、
発揮できる機能にも違いがあるので、
ここからは、主記憶装置と補助記憶装置の詳細を解説していきたいと思います。

主記憶装置と補助記憶装置の違い


前項で解説したように、
主記憶装置も補助記憶装置もデータの保管庫であることに変わりはありません。


二つの大きな違いはCPUと直接やり取りするのか否か?です。


CPUと直接やり取りするのが主記憶装置であり、
CPUと直接やり取りしないのが、補助記憶装置です。

主記憶装置の役割と具体例


主記憶装置はCPUと繋がっており、
CPUの処理に必要なデータを供給したり、
CPUの処理が終わったデータを一時的に保存したりする役割を持っています。


この「一時的」というのが主記憶装置を理解する上でのポイントです。


主記憶装置はデータをずっと保管しておくための、
記憶装置ではなく、CPUのために必要なデータを保管しており、
一時的にしかデータを保管することができません。


具体的な主記憶装置の例としては、メモリが挙げられます。

補助記憶装置の役割と具体例


補助記憶装置はCPUと直接データのやり取りはしません。
補助記憶装置がデータのやり取りを行うのは、主記憶装置です。


そして主記憶装置が一時的にしか、データを保管できないのに対して、
補助記憶装置は、基本的にずっとデータを保管することができます。


つまり、CPUと主記憶装置がやり取りしたデータのうち、
今後も残す必要があるデータというのは、
補助記憶装置に保管されることになります。


具体的な補助記憶装置はHDD(ハードディスク)や
CD、USBメモリなどなど、イメージのしやすいものが多いはずです。


ちなみに、補助記憶装置は二次記憶装置だったり、
ストレージなどという名前でも呼ばれたりします。

主記憶装置と補助記憶装置を分ける理由


主記憶装置と補助記憶装置を分ける理由は、
目的は「記憶」だけど記憶の質が違いすぎるからです。


主記憶装置に求められる「記憶」は
短期間記憶ですが、一方で膨大なデータを読み込んだり、
逆に書き込んだりすることが求められます。


主記憶装置はコンピュータで脳の働きをするCPUが使う
作業場であり、あらゆる作業が主記憶装置の上で行われます。


そのため、ずっとデータを保管しておく必要はなく、
処理が必要な時だけ、データを持ち出して、
主記憶上で処理を行ない、また次の処理を行わなければなりません。


一方で、補助記憶装置というのは、
主記憶装置と違って、補助記憶装置上でデータが処理されたり、
更新されたりすることはありません。


補助記憶装置が保管するのは、処理が完了したデータになります。


そのため、データの書き込み速度などのスペックは低くても問題がありません。


このように主記憶装置と補助記憶装置は、
求められる記憶力が違うため、分けられているというのが現状です。


しかし、持続する記憶力を持った主記憶装置が開発されており、
ReRAM、PCM、STT-RAMといった、次世代不揮発性メモリー
も出てきています。


こういった主記憶装置はまだ十分なスペックは持っていないのですが、
今後技術力が高まり、スペックも上がれば、
主記憶装置と補助記憶装置のが一体化する世の中がくるかもしれません。

まとめ:主記憶装置と補助記憶装置について


いかがだったでしょうか?
最後に簡単まとめておきたいと思います。

◆記憶装置とは?
 →コンピュータの5大装置のうちデータの保管庫の役割をする装置
◆主記憶装置と補助記憶装置の違い
 →主記憶装置はCPUと直接データをやり取りする。
  CPUの作業台の役割。一時的な記憶
 →補助記憶装置はCPUとデータの役割をしない、
  主記憶装置とやり取りを行い、データはずっと保管できる
◆主記憶装置と補助記憶装置を分ける理由
 →「記憶」の役割が違いすぎるため分けなければいけない現状
 →データの書き込み速度が速くデータ保管もできる次世代メモリが
  開発されている。

以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

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