サマタ瞑想とは?【効果・やり方をわかりやすく解説】

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
様々な知識を擬人化して解説するブログを書いています。


この記事では

◆サマタ瞑想とは
◆サマタ瞑想の効果
◆サマタ瞑想の具体的なやり方

を解説していきたいと思います。

サマタ瞑想とは?


サマタ瞑想とは
「ある一つの対象物に心を落ち着かせる瞑想」
瞑想方法のことです。



瞑想とで一般的なのが呼吸に集中するものですが、
この方法もサマタ瞑想の一種になります。


「一つの対象物に心を落ち着かせる瞑想」なので呼吸だけでなく、
ロウソクの火を灯して集中するやり方など様々なやり方があります。


この瞑想は上座部仏教が起源となっており、
何種類もある瞑想法の中でも、
かなり知名度が高いものになります。

サマタ瞑想の効果


サマタ瞑想の効果は「集中力の向上」です。


人間は何もしていないときでも、
無意識で様々な思考を繰り返しています。


そしてこの思考の回数は一日6万回もあり、
その中の80%がネガティブ思考だと言われています。


また何もしていないときだけではなく、
仕事をしている時や勉強をしている時にも
人間は関係のない思考をたくさん繰り返しています。


この無意識の思考に捉われて、
自分が集中したいのにできない状態が
いわゆる「注意散漫な状態」と呼ばれます。



サマタ瞑想は、ある一つのものに対して心を向ける、
つまりある「一つのものだけに集中する」瞑想です。


サマタ瞑想を習慣化し、上達させることができれば、
注意散漫な状態にならない集中力を手に入れることができます。

サマタ瞑想は科学的に実証されている


「瞑想」には効果があると聞くと
なんとなく胡散臭いイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。


しかしサマタ瞑想だけに限らず、他の瞑想にもいえることなのですが
最近の研究では瞑想の効果が科学的に証明されており、
幸せホルモンの一つであるセロトニンの分泌が高まったり、
脳の灰白質が肥大化するなどがわかっています。

サマタ瞑想には危険も伴う?


このサマタ瞑想ですが、
やり方を間違えば危険を伴う瞑想というような
考え方をする人もいます。


これは、サマタ瞑想が変性意識状態を実現できる瞑想だからです。


変性意識というのは人間が気づかずに持っている無意識のことで、
変性意識状態に入ることで脳みそのリミッターを外せるようになります。


しかし、変性意識は周りの人に操られやすいのも事実で、
洗脳されやすい状態になるという側面もあります。


これを悪用して、瞑想合宿などを行い、
信者を増やす指導者もいるようで、
そういったことから、サマタ瞑想には危険が伴うこともある、
と言われています。


このような側面から、
サマタ瞑想が危険だという噂が流れてしまっているのですが、
サマタ瞑想そのものに危険が伴うことはありません。

サマタ瞑想・ヴィパッサナー瞑想・マインドフルネス瞑想の違い


様々な瞑想の中で、
もっとも知名度が高いのはマインドフルネス瞑想でしょう。


この瞑想法はアメリカが発祥の地とされていますが、
元々の起源は仏教となりますので、元をたどるとサマタ瞑想と繋がります。


マインドフルネス瞑想はサマタ瞑想と同様、
「集中の瞑想」と呼ばれ、集中力を向上させるための瞑想法になります。



一方でヴィパッサナー瞑想は「洞察の瞑想」と呼ばれ
サマタ瞑想・マインドフルネス瞑想とは少し種類が異なります。


このヴィパッサナー瞑想はサマタ瞑想の次の段階で行うもので、
より瞑想としての難易度は上がります。


しかし、この瞑想を極めることができれば、
「真理」に近づいたり、「悟り」状態に入ることができます。

サマタ瞑想の具体的なやり方


最後にサマタ瞑想の具体的なやり方を紹介していきたいと思います。

呼吸に集中するサマタ瞑想


サマタ瞑想のやり方の中でも最も一般的なのが
呼吸に集中する方法です。


まず大前提として
瞑想をする際は椅子に座っていても
あぐらを書いた状態でも問題ないのですが、
背筋を伸ばすことは意識しましょう。


これは呼吸を自然に行うためです。


背筋を伸ばすことにより、胸が広がり、
空気を無理なく肺に入れることができるようになります。



そのまま、呼吸に集中をし、
空気が自分の鼻を通して肺に入り込み、
肺から鼻を通って出て行くことに集中を向けます。


これをひたすら繰り返すだけです。
最初の方はこれに集中できず、様々な雑念が浮かんでくると思いますが、
それは置いておいて、呼吸に集中することを意識します。

ロウソクの人見るサマタ瞑想


続いては呼吸ではなくロウソクの火に集中するサマタ瞑想です。


これも先ほど同様、
一つの対象に集中する、という点は変わりません。


ロウソクに火をつけて、揺れ火を見つめるのみです。
これを行う際も、とにかく雑念が出てきても、
集中力を火に戻すということを意識してください。

マントラを行うサマタ瞑想


最後に紹介するのが、
マントラを行うサマタ瞑想です。


マントラというのはサンスクリット語で書かれた
「お経」のようなものになります。


マントラにも様々な種類があり、
おすすめなのは自分にあったマントラを探して、
そのマントラに集中することです。

まとめ:サマタ瞑想とは「集中の瞑想」

いかがだったでしょうか?
最後に簡単にサマタ瞑想について
まとめておきたいと思います。


サマタ瞑想とは?
→一つの対象物に心を落ち着かせる、集中する瞑想方法
→「集中の瞑想」と呼ばれ集中力が向上する
→マインドフルネス瞑想と同じ種類の瞑想になる。


サマタ瞑想のやり方
→背筋を伸ばして、呼吸を取り込める状態にし、
 一つのことしか考えない
→雑念が出てきても、無視する。



以上になります。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

コメント

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