こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
様々な知識を擬人化して解説するブログを書いています。
この記事では
◆脳波とは?脳波って何?
◆脳波の種類とそれぞれの状態・効果
この二つをわかりやすく紹介しています。
そもそも脳波とは?
脳みそは神経細胞の集まりです。
この神経細胞が働く時、電気的活動が起こります。
この電気を波で表したものが脳波です。
心電図の検査をしたことがあるかもしれませんが、
これも脳波と同じく、心臓が働いた時に起こる電気を調べて、
心臓の異常を調べているのです。
脳波を調べることで、
脳がどのように活動しているのか、
また、脳に以上がないかを調べることができます。
脳波には種類がある
脳の周波数は5週類にわかることができ、
それぞれ次のようになっています。
- γ波(ガンマ波)→25~26Hz
- β波(ベータ波)→13~25Hz
- α波(アルファ波)→8~12Hz
- θ波(シータ波)→5~7Hz
- δ波(デルタ波)→0.5~4Hz
この5種類の脳波は精神・肉体の状態、
外部的な環境など、様々な要因で変化します。
脳波の種類一覧
脳波には5種類がありますが、
脳全体がの1種類の脳波を出すわけではありません。
脳の部分ごとにとっても、出している脳波は違います。
一般的に「脳からα波が出ている」というのは
脳みそ全体としては様々な周波数を出しているものの、
α波が優勢な状態(α波の振幅が高い状態)を表しています。
ここからは、それぞれの脳波がどのような状態で発せられるのか、
脳波が及ぼす人間への効果を解説していきたいと思います。
脳波の種類①α波(アルファ波):8~12Hz
α波は5種類の脳波の中でも中間の周波数になります。
起きていて状態(寝ていない状態)で、
かつリラックスしている時やうとうとしている時
脳みそはα波を出します。
瞑想をしている時もα波が優勢な状態になります。
脳波の種類②β波(β波):13~25Hz
人間が覚醒していて(起きている状態)、
リラックスしている状態から、
精神的・肉体的に負荷がかかった状態になると
脳みそはβ波優勢の状態になります。
仕事で計算が必要な時や、考えを巡らせている時、
運動をしている時などは脳みそはβ波を出します。
脳みそがβ波を出すと、
体はノルアドレナリンやアドレナリン
というホルモンを分泌するようになります。
これらのホルモンは心拍数をあげたり、
血圧の上昇を促したりすることで、
人間を「戦闘状態」に変化させる働きがあります。
脳波の種類③θ波(シータ波):5~7Hz
うとうとした状態から浅い睡眠に入ると
脳はθ波優位の状態になります。
また先ほど瞑想をしている状態ではα波が優位になると
言ったのですが、さらに深い瞑想状態に入ると、
α波からθ波優勢状態になってきます。
この状態の脳波催眠にかかりやすい状態であり、
洗脳されやすい状態でもあります。
逆に言えばアファメーションをしやすい状態でもあるので、
うまくコントロールできるようになれば、
かなり有益に使える状態です。
またθ波優位の状態は閃きが起きやすい状態だったり、
海馬にθ波が伝わると記憶力が向上するという
科学的な実証がされており、能力向上の観点から見ると
θ波はかなり優れている脳波だということがわかります。
脳波の種類④δ波(デルタ波):0.5~4Hz
デルタ波は脳波の中でももっとも遅い状態であり、
これは深い睡眠に入っている時に脳から出ます。
寝てもいても夢などを見ている状態は
まだθ波が優位なのですが、
そこからさらに深い眠りな入ると夢を見ない
デルタは優位の状態になります。
脳みそがきちんとδ波を出せないと
寝ても疲れが取れなかったり、
免疫機能が低くなったりします。
脳波の種類⑤γ波(ガンマ波):25~26Hz
γ波はβ波よりも脳波が高く
周波数は26〜70Hzです。
γ波はθ波と同じようなタイミングで脳から発生するのですが、
特に瞑想をしている状態や強く集中している時に
発生します。
また、γ波はアルツハイマーの原因物質を少なくするという効果もあります。
まとめ:脳波の種類
いかがだったでしょうか?
最後に簡単にまとめておきたいと思います。
γ波(ガンマ波):25~26Hz
→かなり強い集中状態。
→アルツハイマーの原因物質を少なくする
β波(ベータ波):13~25Hz
→覚醒状態(おきている状態)で精神や肉体に負担がある
→アドレナリン・ノルアドレナリンを出して体を戦闘状態にする
α波(アルファ波):8~12Hz
→リラックスしている、うとうとしていうる状態。瞑想状態
θ波(シータ波):5~7Hz
→浅い眠りの状態。深い瞑想状態。
→記憶力向上やヒラメキと深い関わりを持っている
δ波(デルタ波):0.5~4Hz
→深い睡眠状態
→免疫機能を高める
以上になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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