サーバーとストレージの関係についてわかりやすく解説

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
文系人間がIT人材になるための情報を発信しています。


サーバーとストレージについて、
どちらもデータの保管場所というイメージを持っている方が
多いと思います。


この記事では、サーバーとストレージの違い、
そしてサーバーとストレージがどのような関係にあるのかについて、
わかりやすく解説していきたいと思います。

この記事の内容


◆サーバーとは?
◆ストレージとは
◆サーバーとストレージの関係
◆サーバーとストレージの接続方法

サーバーとは?


まず大前提で知っておかなければいけないのが
サーバーには2種類の意味があり「役割」「機器」をそれぞれ示しています。


「役割」としてのサーバーは
「ソフトウェアとしてサービスを提供するコンピュータ」を表しています。


またここでややこしいのが、「コンピュータ」という言葉です。
コンピューターと聞くとPCをイメージしてしまうかもしれません。


PCもコンピュータなのですが、
コンピュータというのは、
プログラムに従って複雑な計算を処理する計算機の総称になります。


そのためスマホにもコンピュータは入っていますし、
ATMにもコンピュータは内蔵されています。


話がそれましたが、役割としてのサーバーは、
「サービスを提供するコンピュータ」を表しています。


そして、機器としてのサーバは
「サーバーとして使うためのハードウェア機器」になります。


家電量販店で売っているサーバーは、機能としてのサーバーになります。

ストレージとは?


ストレージとは「データを保存する機能をもつ装置」です。


ストレージには内部ストレージと
オンラインストレージの2種類があります。


内部ストレージというのは、
文字通りデバイスの内部にあるストレージのことで、
スマホ端末そのものに、画像などを保存している方は、
内部ストレージを利用しています。


一方でスマホ端末ではなく、
iCloud、DropboxやGoogleドライブを利用しているのであれば、
オンラインストレージを利用していることになります。


とにかくストレージの役割はデータの保存です。

サーバーとストレージの違い


ここまでの内容を一旦まとめておきます


(役割としての)サーバーは
「プログラムに従ってサービスを行うコンピュータであり」
ストレージは
「データを保存しておくための場所」でした


そのため、二つの違いについては理解いただけたと思います。
では、サーバーとストレージがどのように繋がっているのか、
その関係について解説していきたいと思います。

サーバとストレージの関係


ストレージというのは、
単なる「データ保存装置」のため、
データを置いておくことしかできません。


しかしスマホに画像を保存する場合は、
もう一度画像を確認するために、保存しているわけです。


この画像をもう一度引き出してくれる役割をするのが、
(役割)としてのサーバーです。


ちなみに機器としてのサーバーには、
ストレージが内蔵されているものもあります。


しかし、保存するデータの量が多い場合、
内蔵ストレージだけではまかなえないことがあるため、
(機器としての)サーバーと外付けストレージを繋げて、
(役割としての)サーバーがデータの引き出しを行います。

サーバーとストレージの接続方法


(しつこいですが機器としての)サーバーと
ストレージを接続するには、以下3通りの方法があります。

①DAS
②SAN
③NAS

DAS

DASはDirect Attached Storageの略で、
サーバーとストレージを直接接続する方法です。

サーバーとストレージの中で最も単純な方法で、
専門知識なしで導入することができます。

SAN

SANはStorage Area Networkの略です。


先ほどのDASはサーバーとストレージを直接接続する方法でしたが、
サーバーとストレージの構成によっては、
ストレージが1個なのに対して、サーバーが複数ある場合があります。


この際複数のサーバーからのケーブルを一つにまとめて、
ストレージと接続する方法がSANとなります。


先ほど紹介したDASに比べて、専門のケーブルが必要になるため、
導入コストが高くなりますが、一方で高速でのアクセスが可能になります。

NAS


NASはNetwork Attached Strageの略です。

先ほどまではサーバーとストレージでを直接ケーブルで繋いでいましたが、
NASではサーバーとストレージの間にネットワークスイッチをおき、
ネットワークスイッチとサーバー、ネットワークスイッチとストレージを
LAN接続します。


NASを導入する場合は、既存のLANケーブルを使用するため、
比較的安いコストでできますが、その分LANケーブルの負担が大きくなるため、
アクセス速度が下がるというメリットがあります。

まとめ:サーバーとストレージ


いかがだったでしょうか?
最後に簡単にまとめておきたいと思います。

◆サーバーとは?
 ①ソフトウェアとしてサービスを提供するコンピュータ
 ②ハードウェアとしてサーバー機能を提供する機器
◆ストレージとは
 データを保存する機器
 →内部ストレージとオンラインストレージが有る

◆サーバーとストレージの関係
 保存自他データをストレージから取り出すのがサーバー

◆サーバーとストレージの接続方法
 ①DAS ②SAN ③NAS

以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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