ヴィパッサナー瞑想とは?【周りに影響されない肉体と精神が身につく】

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こんにちは、みるまの(@_mirumano_)です。
様々な知識を擬人化して解説するブログを書いています。


この記事では、

◆そもそもヴィパッサナー瞑想とは?
◆ヴィパッサナー瞑想にはどんな効果があるの?
◆ヴィパッサナー瞑想のやり方


をわかりやすく紹介しています。

ヴィパッサナー瞑想とは?


ヴィパッサナー瞑想とは紀元前にブッダが発明した、
仏教が起源の瞑想です。


「ヴィパッサナー」という言葉には
「物事をありのままに見る」という意味で、
この瞑想をすることによって心が浄化され、
「究極の悟り状態」になることができます。

ヴィパッサナー瞑想は「洞察」の瞑想


人間の「肉体」と「精神」は繋がっていて、
どちら一方の状況によって、
もう一方のコンディションは大きく左右されます。



例えば、全力で長い時間走っていると
「もう走るのを止めたい」と感じますよね。


これは辛くなっている肉体に
精神が引っ張られている状態です。


他にも、勉強をしているときは眠くなるのに、
好きなことをしているときは眠くならない、
という経験をしたことはないでしょうか?


これは心地いい状態の精神に、
肉体が引っ張られている状態です。


この「精神」と「肉体」の状態を左右する要因は
何でしょうか?


それは外界からの「感覚」です。
「精神」と「肉体」は外界からの感覚によって
状態を左右されます。

ヴィパッサナー瞑想は「感覚」を洞察する瞑想


精神と肉体を最高の状態に保つためには
まずは、それを左右している外界からの感覚に目を向けなければなりません。


この感覚の観察を目的として行うのが
「ヴィパッサナー瞑想」です。

ヴィパッサナー瞑想とサマタ瞑想との違い


ヴィパッサナー瞑想と比較される瞑想方として
サマタ瞑想があります。


サマタ瞑想も「たった今」に目を向けるという点は共通しています。


しかし二つの間には大きな違いあり、
サマタ瞑想は「集中の瞑想」であり
ヴィパッサナー瞑想は「観察の瞑想」だということです。



サマタ瞑想は一つのことに集中する瞑想ですので、
上達することで集中力のブレを少なくすることができます。


ヴィパッサナー瞑想では集中力を高めるとは逆で
集中点をずらしていき、それぞれの感覚を洞察する瞑想です。

ヴィパッサナー瞑想の効果


では、ここからはヴィパッサナー瞑想の具体的な効果を
紹介していきたいと思います。


ヴィパッサナー瞑想が上達してくると
「外界からの感覚に振り回されない肉体・精神」
が身につきます。


先ほど上にも書いたように
肉体と精神の状態を左右しているのは
「外界からの感覚」です。


この「感覚」を洞察することで、
・感覚のせいで起こる精神のブレ
・感覚のせいで起こる肉体のブレ
を最小限に抑えることができるようになるのです。

ヴィパッサナー瞑想の科学的な効果


ヴィパッサナー瞑想すると
脳波が変わるということが証明されています。


人間が潜在意識を引き出す上で重要な脳波が
α波とθ波なのですが、
ヴィパッサナー瞑想をすれば、その状態へ移動することがわかっています。



またストレスを削減するセロトニンというホルモンの分泌量も
上昇することがわかっておりヴィパッサナー瞑想が
科学的に証明できるレベルで効果があることがわかります。

ヴィパッサナー瞑想のやり方


最後に具体的なヴィパッサナー瞑想のやり方を
紹介していきたいと思います。

①洞察する順序を決める


ヴィパッサナー瞑想ではまず自分の体に起こる感覚を
洞察しますが、集中する部分を順々に変更していきます。


体の足先から徐々に上に上がっていく、
右手から時計回りでまわっていくなど、
初めてどういった順番で観察するのかを決めます。


これが瞑想の前の準備で
これが決まれば実際にこの順番で感覚を洞察していきます

②特定の感覚にとらわれない


感覚に集中する順番が決まれば
それにしたがって、感覚を洞察していくのですが、
ここで注意しなければいけないのが
全ての感覚を平等に洞察することです。


始めたばかりの頃は、体の部位や感覚の違いによって、
特定の感覚にとらわれてしまうことがありますが、
これはしないようにしましょう。


全ての感覚を平等に扱うことができるようになると
これまでに気づけなかった体の部位への感覚、
もしくは微細な感覚への洞察力を高めていくことができます。

③感覚を受け入れる


あらゆる感覚を洞察できるようになったら、
その感覚の要因を深掘りするのではなく
受け入れて、それが消えていくことを理解します


また、集中力がなくなったせいで起こる雑念も受け入れ
その雑念も消えていくことを理解位します。


「足が痛くなってきたな・・・」
「今日のご飯はなんだろうな・・・」


このように
「受け入れる→消えていくことを理解する」
を繰り返していくと
徐々に感覚が一時的なものであり、
「感覚」と精神・肉体の繋がりが薄くなっていくことに気づく瞬間があります。



この瞬間こそ
「外界からの感覚」に精神と肉体の状態が
左右されなくなった瞬間です。


この瞬間を長くし、深めていくことで
ヴィパッサナー瞑想がどんどん上達していき、
外界からの感覚に左右されない肉体と精神を身につけることが
できるようになります。

まとめ:ヴィパッサナー瞑想とは?

いかがだったでしょうか?
最後に簡単にヴィパッサナー瞑想についてまとめておきたいと思います。


ヴィパッサナー瞑想とは
→洞察の瞑想

ヴィパッサナー瞑想の効果
→外界の感覚に左右されない肉体と精神を身につけられる
→潜在能力を引き出しやすい脳波になる

ヴィパッサナー瞑想のやり方
①体の感覚を部位ごとに順番に洞察する
②感覚を受け入れる
③感覚が一時的なものだということに気づく



以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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